英語の先生がくれたものをずっと持っている

   英語の話   

私は田舎育ちなもので、中学や高校時代には外国人がとても珍しかったです。学校でALTがいるととても目立つ存在でした。本当は会って話したいものの、なんだか逆差別しているのかなと思う気持ちもあって抑えていました。しかし、外国人からもらうものや、話した内容というのは今でもとても大事にとってあります。英語の先生をしてもらったイギリス人の男性からは、私が高校生の時イギリスに行くということで必要だった向こうのコンセントの絵を描いてもらいました。話しているだけでも楽しかったのですが、親切に絵をもらって、そのコンセントの差し込み口の絵を大切に持っているのです。英会話教室に言っていた時もそうでした。講師の方はわざと英語しか話さないのですが、わからないことがあると絵に描いて説明してくれました。それもなんだか貴重なものに思えて、ただの落書きなのに持っているのです。それくらい珍しく嬉しいことでした。ちょっと都会へ行けば外国語が聞こえてくるのですが、田舎ではそんなことはまずありません。聞いた話では、京都などの観光地へ行ったら中学生が外国人に何故かサインを頼むという現象もあったとか!どれだけたくさんもらえたかを競うという謎の遊びですね。一般の方なのにサインしてくれと言われるのはどういう気持ちだったのでしょう。まぁ悪い気はしないでしょうか。外国人のくれたものは今では思い出の一部になってしまっているので、今更なんだか捨てられないのです。

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